オスプレイが奄美空港に緊急着陸 「メンテナンスで予防着陸」米空母の搭載機


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
緊急着陸した垂直離着陸輸送機CMV22オスプレイ=20日午後3時半ごろ、鹿児島県の奄美空港(読者提供)

 20日午前10時ごろ、鹿児島県奄美市の奄美空港に、米軍輸送機オスプレイ1機が着陸した。県によると、けが人はなく、火災の発生や空港施設などへの被害もなかった。松野博一官房長官は記者会見で「米側からメンテナンスの必要が生じ、予防着陸したとの連絡を受けた」と明らかにした。

 防衛省によると、着陸したオスプレイは米海軍の原子力空母「エーブラハム・リンカーン」に搭載された機体。

 県によると、午前9時45分ごろ、県奄美空港管理事務所に、航空管制を担当する国土交通省那覇空港事務所からオスプレイが着陸すると連絡があった。民間機の運航に影響はなかった。