沖縄にルーツのある人が多く生活する横浜市鶴見区で「沖縄角力(すもう)大会」が3年ぶりに開催されることが15日までに決まった。
組み合ってから争うこの伝統格闘技は、同区でも戦前から行われてきた。横浜・鶴見沖縄県人会が運営する大会は昨年まで2年連続で新型コロナウイルス禍のため中止。今年はコロナ対策を講じ、出場選手も制限して7月31日に公園で行われる予定。
日本復帰50年の節目の年。県人会の並里典仁幹事長は「沖縄文化の一つ。選手を募集せず、知り合いを集めての試合になるが、それは原点に返ったやり方です」と話した。
(共同通信)