シニア世代20人、てだこ学園に入学 浦添の歴史文化を学ぶ


社会
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浦添市てだこ学園大学院の第34回入学式に参加した新入学生と役員ら=5月13日、浦添市立中央公民館

 【浦添】60歳以上の地域社会活動の指導者を養成する「浦添市てだこ学園大学院」(仲宗根民男学院長)の第34回入学式が5月13日、浦添市立中央公民館で開かれた。

 2年次生33人が歓迎する人間アーチをくぐり、平均年齢73歳の新1年生20人が笑顔で入場した。

 新入生代表の平敷善貞さん(74)は「ドキドキドン!1年生」の入場曲を歌って「友達100人を目指していきたい」と全てウチナーグチのスピーチで抱負を述べた。

 仲宗根学院長は「多様性の時代に、学ぶ楽しさで新たな自分の発見をしてほしい」と式辞を述べた。

 本年度で34年目を迎えるてだこ学園は、2年制で浦添市の歴史や文化、行政、自然科学など42科目、年間125時間程度の講座で学ぶ。
 (喜納高宏通信員)