国、執行停止申し立て提出 辺野古承認取り消し


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 金城 潤

 【東京】翁長雄志知事が米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた埋め立て承認を取り消したことを受け、防衛省は14日午前11時30分ごろ、国土交通省に対して、取り消しは無効だとして、行政不服審査法に基づく不服審査請求と、承認を取り消した知事の効力を一時停止する執行停止申立書を提出した。申請はともに石井啓一国交相あてで、同日中に受理される見通し。
 執行停止申立書は1週間程度で審査を終える可能性があり、申請が認められれば埋め立て承認取り消しの効力が止まることになる。菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で「防衛省が知事からの埋め立て承認取り消しの理由等を精査した結果、埋め立て承認には瑕疵(かし)がない」と述べた。【琉球新報電子版】

英文へ→Government appeals Okinawa governor’s revocation of landfill at Henoko