琉球新報社 
県税務課は19日、２０２２年度の自動車税について、納付期限の５月31日までに納めた納付率が88・５％となり、19年度の88・３％を０・２ポイント上回り過去最高を更新したと発表した。
自動車税の期限内納付率は19年度まで16年連続で上昇していたが、20年度と21年度は新型コロナウイルス感染症の影響でいずれも19年度を下回っていた。
納税件数は37万８８７５件で、税額は１３０億５２０３万円。コンビニでの納付が49・２％（前年度比１・５ポイント増）と最も多く、前年度から始まったスマートフォン決済サービス「ＰａｙＰａｙ（ペイペイ）」での納付は３・９％（同０・２ポイント増）。一方で金融機関での納付は39・８％（前年度比１・６ポイント減）で、初めて４割を切った。
県内の自動車税の期限内納付率は過去15年間で約18ポイント上昇しており、県税務課は「県民意識が変化している」と要因を分析している。一方で未納付者への督促状も年間４万件近く送付していることから「期限内納付をしっかり心がけてほしい」と県民に求めた。
（武井悠）
