【全校一覧表】沖縄、来年度の県立高校定員は1万4800人


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 県教育委員会は21日、2023年度の県立高校と県立特別支援学校高等部(高等支援学校等・専攻科)の入学定員を発表した。県立高は全日制と定時制で学級数370、定員は1万4800人。昨年度に比べて2学級、定員が80人減った。高等支援学校は学級数13、定員130人で昨年度から変動はなかった。

 県立高校の入学定員は中学3年の在籍数の増減を加味して決定する。23年度定員は、在籍数が増える一方、広域通信制への進学者を考慮し、那覇地区で2学級減となった。那覇工業の機械科で1学級減。那覇商業は、2学級あった会計科の募集を停止し、商業科へ統合する。計5学級で昨年度から1学級減。

 そのほか、浦添工業は2学級あったインテリア科を改編して1学級とし、建築科1学級を新設。学科改編によるもので定員増減はない。

 高等支援学校と専攻科の入学定員は、施設設備などを考慮し決定する。県教委によると、例年10月の公表だが、中学生へ早い時期から周知することを目的に、本年度から県立高の入学定員と合わせて発表した。

 その他の高等部の定員は、志願前教育相談の調査結果などを踏まえ12月に決定する。
 (吉田早希)