1日に急逝した新里米吉前県議会議長(享年76)の告別式が9日、浦浦添市のサンレーグランドホール中央紫雲閣で営まれた。約1200人が参列し、急逝した新里さんを悼んだ。
新里さんは社民党県連委員長、高教組委員長などを務めたほか、県内バレーボールの普及や強化にも貢献した。
弔辞で社民党の新垣邦男衆院議員は「政界、教育界、バレー界、そして地域などでも大きな道しるべだった」と惜しんだ。生前、多くの助言を受けたことを振り返りつつ「米吉さんから受けた多くの教えを胸に、歩んでいくことを誓う」と決意した。
参列した玉城デニー知事は本紙などの取材に答え「オール沖縄の中心人物で、これからの政治の行く末も心配していた。遺志を引き継いで頑張っていきたい」と述べた。 (塚崎昇平)