北大東島で原因不明の停電頻発 沖電は「調査中」 沖縄


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北大東島(資料写真)

 【北大東】沖縄県北大東村で16、17日にかけて断続的に停電が発生した。村役場の住民票などを管理するネットワークシステムのサーバーも一時ダウンした。データ消失や機械トラブルなどの被害はないという。島では7月にも断続的に電力供給が途切れるなど、停電が頻発している。

 沖縄電力によると、16日午前中に120戸で約20分、17日午後には90戸で約10分間停電した。原因は調査中。

 7月14日午前には110戸が最大約6時間20分、翌15日は午前から午後にかけて90戸で最大約6時間20分、停電した。両日とも発電機の一部が不具合を起こしたことが原因という。

 この時役場は停電区域外で住民サービスに支障はなかった。

 相次ぐ停電に村は「原因が不明なので、きょうも停電するかもしれないと心配だ」として、沖電側に早期の原因究明と再発防止を求めた。
 (照屋大哲)