八木氏、デイゴス監督 チャレンジ参入へてこ入れ


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八木秀一氏

 女子サッカーの琉球デイゴスを運営する沖縄ウィメンズスポーツクラブは19日、INAC神戸レオネッサでU―18チームのコーチを務めた経験のある八木秀一氏(44)が同日から新監督に就任すると発表した。又吉浩樹前監督は副監督に就く。

 デイゴスは女子の国内リーグ「なでしこリーグ」下部のチャレンジリーグへの参入を目指し、昨年発足した。今季、チャレンジリーグ入れ替え戦予選大会の書類審査、最終面接まで進んだが出場権を獲得できなかったことを受け、体制のてこ入れを図った。
 八木氏は元プロサッカー選手で、帝京高を経て1987年にブラジルのSCコリンチャンスバウリスタ入りしたのを皮切りに、98年に引退するまでブラジル、イタリアのチームでプレーした。2012年にINAC神戸レオネッサのU―18コーチへ就任、13年からはINACの提携校である大阪・梅花女子高のコーチを務めていた。
 八木氏はチームを通じ「女子サッカー人口が日本でもトップクラスの沖縄は、身体能力も高い選手が多い。その特性を生かし、美しく強いサッカーを構築し沖縄の誇れるクラブ、県民に愛されるチームへと成長させたい」とコメントした。