実践さながら、刃物の不審者や爆発物への対応訓練　モノレール那覇空港駅

　県警や沖縄都市モノレール、那覇市消防局などは24日、那覇市鏡水の沖縄都市モノレール那覇空港駅で不審者や不審物への対応を想定した訓練を実施した。

　訓練では、車両内で乗客を刃物で刺した不審者が同駅で暴れ、警察官が取り押さえて、モノレールの職員が乗客を避難誘導した。その後、救急隊は刺された負傷者を担架で運び出した。

　不審者が車両に置いた爆発物と思われるものを特殊な防護服を着た爆発物処理隊が処理した。豊見城署の島田孝治副署長は参加者を前に「チームワークを持って頑張ることが大切だ」とあいさつした。