琉球新報社 
【国頭】11日午前10時半ごろ、国頭村の大国林道で、約5キロにわたって空のペットボトル約60本が間隔を空けて投棄されているのを、世界自然遺産登録地を巡るツアーバスの運転手・桝田栄一郎さんが発見し、回収した。
桝田さんによると、ペットボトルは比地農道と大国林道の合流地点から与那覇岳入り口にかけて、100～400メートルおきに路上に投棄されていた。2リットル入りボトルでラベルはなく、ふたがついていた。10日の正午前にはなかったという。
投棄されたボトルは桝田さんが家族と2時間かけて回収。45リットル入りごみ袋3袋分、60本ほどを集めた。桝田さんは「こんな間隔を空けた不法投棄は初めてだ。目的が分からない。自然を汚さないでほしい」と語った。
（岩切美穂）
