県勢の川満、仲村が決勝ラウンドへ 女子ゴルフ・かねひで美やらびオープン


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 JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)のステップアップツアー、かねひで美やらびオープン(主催・JLPGA、共催・金秀グループ、かねひで美やらび実行委員会)は7日、沖縄県名護市のかねひで喜瀬カントリークラブ(6543ヤード、パー72)で予選第2ラウンドが行われた。2位スタートの桜井心那が68で回り、通算10アンダーで首位に立った。2位は7アンダーの西山ゆかり、3位は仁井優花。県勢は川満陽香理がイーブンで回って1オーバーの24位。アマチュアの仲村梓(沖縄東中3年)が2オーバーの29位につけて予選を通過した。山城奈々は54位で、1打差で予選通過を逃した。吉﨑マーナ(沖縄カトリック中3年)は63位、宮城柚(読谷中3年)は84位、玉城豪華(うんな中3年)は103位で決勝進出はならなかった。8日は同会場で決勝ラウンドが行われる。仲村は8時10分、川満は8時40分スタート。


川満、手堅くまとめる

1番 セカンドショットを放つ川満陽香理=7日、名護市のかねひで喜瀬CC(大城直也撮影)

 川満陽香理は5バーディー、5ボギーと出入りのある内容となったが、手堅くイーブンにまとめた。2日目も最終18番をバーディーで締めた。

 川満の組全体に対し、競技委員からプレーが遅いと判断され、イエローカードの警告をもらった。「4番ホールからは急いでプレーしないといけなくなった。自分のルーティンを崩さないようにしたが、ショット以外では走るなど通常と違うラウンドになった」と明かす。2日間とも後半に落とし穴があり、この日は13から15番までを連続ボギー。6、14番のボギーは3パットだった。

 そんな中でも応援が背中を押した。「『ナイスバーディー』と書いたうちわで応援してくれる常連の方がいて、すごくうれしい」と力に変えた。後半にスコアを落とさずに維持できるかが、最終日浮上の鍵となりそうだ。

(大城三太)