JTA乗務員、搭乗中に骨折 国、航空事故と認定 機体が突然の揺れ 日本トランスオーシャン航空発表


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 日本トランスオーシャン航空は8日、沖縄県那覇市泉崎の本社で会見を開き、3日に那覇発小松行のJTAに搭乗していた客室乗務員が、突然の機体の揺れで右足親指の付け根の骨を骨折したと発表した。7日に国土交通省航空局から航空事故と認定された。

 事故が発生した3日午後1時ごろ、飛行機は石川県の小松空港向けに高度約1万1300メートルを巡航中で、シートベルト着用サインは消えていた。視界は良好で、予期せぬ揺れだったという。

 客室乗務員は当時、乗務サービス中で機内を歩いており、突然の揺れに座席の背を両手でつかんで踏ん張ったところ、右足に負荷がかかった。翌日、医療機関を受診し、10日間の安静加療を求められたが骨折の診断はなく、7日の再受診で骨折と診断された。