台湾、香港と那覇を結ぶ航空便が再開 2年7カ月ぶり、国際線ターミナルに旅行客が到着


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2年7カ月ぶりに運航再開した台湾ー那覇便に乗って、沖縄に到着した旅行客ら=16日、那覇空港国際線ターミナル

 「タイガーエア台湾」と「香港エクスプレス」は16日、台湾、香港と那覇を結ぶ便の運航をそれぞれ2年7カ月ぶりに再開させた。同日朝、キャリーバッグを持った旅行客らが那覇空港国際線ターミナルに到着し、笑顔を見せた。沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の職員らが横断幕を掲げて「歓迎光臨(ようこそ)」と声をかけて出迎えた。

 タイガーエア台湾は29日まで週3便、30日から毎日運航する。香港エクスプレスは週4便を運航する。

 沖縄に来るのは3度目という台湾からの旅行客(27)は、久しぶりの渡航に「感動した。ずいぶん時間がかかったがやっと来られた。グルメや海を楽しみたい」と話した。

 OCVBの下地芳郎会長は「お客さんが戻ってきてうれしい。これを機に台湾や香港の復便が続々と予定されているので、国際線が活気を取り戻すのではと期待している。沖縄滞在を楽しんでほしい」と話した。