
世界最高峰の総合格闘技UFC男子フライ級マッチ5分3回戦が日本時間16日、米国ラスベガスで行われ、平良達郎(小禄高出、ザ・パラエストラ沖縄)がC.J.ベルガラ(米国)に腕十字固めを決め、2回4分19秒で勝利を収めた。5月デビューから2連勝を飾った。
前日計量で、ベルガラが体重超過で計量に失敗したが、平良サイドが了承し試合は実施された。
2回残り約50秒。背後から組み付いていた平良は相手の左腕をつかみ、腕十字を狙った。立ち上がって逃げようとする相手にうつぶせになって腕を伸ばしきりタップを奪った。
平良は「フィニッシュにこだわった。仕留められて安心している。ずっと練習で繰り返してきた。感覚で全て分かっていた。今22歳で成長を感じている。たくさん試合をこなし試合の緊張感を乗り越えて強くなりたい」と勝利を喜び、さらなる飛躍を誓った。