台風11号で倒れた煙突、修繕へ 多良間村議会が予算可決


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倒壊した多良間製糖工場の煙突=5日、多良間村

 【多良間】9月の台風11号の強風で倒壊した多良間村の多良間製糖工場の煙突の修繕を巡り、多良間村議会(福嶺常夫議長)は7日、臨時会を開いて村が提案した修繕費5千万円を追加する2022年度一般会計補正予算を全会一致で可決した。

 煙突は9月3日に多良間島を通過した台風11号の強風で倒壊したとみられている。高さ約25メートルで直径90センチの金属製。多良間製糖工場は村が建設し、指定管理者の宮古製糖が操業している。

 修繕費は村の財政調整基金から繰り入れした。倒壊原因の調査と設計監理業務、工事費を予定している。
 (清村めぐみ通信員)