「刺されたいか」凶器で手を突き刺し暴行、50万円脅し取る 傷害と恐喝の疑いで暴力団員ら逮捕 那覇署・沖縄


「刺されたいか」凶器で手を突き刺し暴行、50万円脅し取る 傷害と恐喝の疑いで暴力団員ら逮捕 那覇署・沖縄 パトカー(イメージ)
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 那覇署と県警組織犯罪対策課は23日、貸した金の返済が滞ったとして30代男性に暴行を加えてけがを負わせ、現金50万円を脅し取ったとして、傷害と恐喝の容疑で指定暴力団旭琉会二代目功揚一家構成員(23)=沖縄市=と、会社経営(31)=うるま市=の両容疑者を逮捕したと発表した。逮捕は15日。那覇署は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は10日から12日にかけ、共謀の上、うるま市の公園で男性に暴行を加えてけがを負わせた上、県内の駐車場で男性から金を脅し取った疑い。

 那覇署によると、両容疑者は10日、うるま市内の公園で男性の顔を複数回殴った。構成員の男は「刺されたいか」などと男性を脅した上、棒状の鋭利な凶器で手を突き刺す暴行も加えたという。