旭琉会の総長ら5人、傷害容疑で再逮捕 那覇市松山で木刀などで男性を暴行か 沖縄県警


旭琉会の総長ら5人、傷害容疑で再逮捕 那覇市松山で木刀などで男性を暴行か 沖縄県警 イメージ
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 沖縄署と県警組織犯罪対策課は10日、那覇市松山の路上で共謀の上、県内の30代男性を木刀のようなものや拳で殴ったり蹴ったりする暴行を加え、男性の顔に皮下出血などのけがを負わせたとして、傷害容疑で指定暴力団旭琉会理事長で三代目富永一家総長の男(69)=沖縄市=ら計5容疑者を再逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。県警によると、理事長は旭琉会ナンバー2に当たる。

 ほかに再逮捕されたのは、いずれも男で浦添市の同一家の構成員(48)、構成員(48)、構成員(29)と、那覇市の飲食店従業員の男(29)の4容疑者。再逮捕容疑は2023年9月17日午後11時55分ごろ、共謀の上、那覇市の路上で男性に暴行を加え、治療日数7日から10日程度の傷害を負わせた疑い。

 5容疑者は凶器準備結集や同集合の容疑で6月に逮捕されていた。7月10日に那覇地検が同容疑について処分保留で釈放し、県警が同日、傷害容疑で再逮捕した。

 県警によると、総長含む2人は事件現場にはいなかったとみられるが、捜査により実行役に指示を出した共犯の事実が認められたとして、同じく傷害容疑で再逮捕したという。