半グレが密漁繰り返す実態も… 被害に悩む地元漁協が乗り出した対策 沖縄・北部


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「密漁を許さない」と書かれたポスターを仲買人に配布した名護漁協セリ長の宮城克洋さん=2月24日、名護市の名護漁港

 【北部】沖縄本島北部の沿岸や海洋で密漁を防止しようと、北部地区漁協密漁防止対策連絡協議会(代表・村田佳久国頭漁協組合長)はこのほど、名護市の名護漁港で「密漁を許さない」と書かれたポスターと、「STOP 密漁」と明記したステッカーを仲買業者らに配布した。

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 名護漁協の宮城克洋セリ長は「密漁した魚などを買えば、さらに密漁を増やすことになる。密漁業者からは購入しない、ということを周知していきたい」と語った。

 北部では国頭漁協で密漁の被害が目立ち、関係者によると反社会的勢力「半グレ」グループが密漁を繰り返している実態があった。同協議会は今後もパトロールや販売ルート撲滅に向けた仲買人・飲食店への啓発活動などに関係機関と連携して取り組む方針だ。
 (松堂秀樹)


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