沖縄署襲撃で共謀、暴力団組員の実刑確定 被告と検察、双方とも控訴せず 那覇地裁


沖縄署襲撃で共謀、暴力団組員の実刑確定 被告と検察、双方とも控訴せず 那覇地裁 那覇地裁(資料写真)
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 2022年1月の沖縄署襲撃騒動で共謀して約326万円相当の物品を損壊させたとして、暴力行為法違反(集団的器物損壊)などの罪に問われた指定暴力団旭琉会二代目沖島一家構成員で住居不詳無職の被告(23)を懲役2年4月とした那覇地裁判決が26日、確定した。

 25日の期限までに被告側、検察側双方が控訴しなかった。

 11日の判決は、被告が集団による器物損壊を想定して共犯者らに人集めを指示したとし、共謀を認めて有罪と判断した。被告側は襲撃の実行行為や共謀がないとして無罪を主張していた。