「金よこせ。殺すぞ」店員に因縁つけ、カジノ店から500万円脅し取る 恐喝容疑で大阪の男ら3人逮捕 沖縄県警


「金よこせ。殺すぞ」店員に因縁つけ、カジノ店から500万円脅し取る 恐喝容疑で大阪の男ら3人逮捕 沖縄県警 沖縄県警察本部(資料写真)
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 県警は5日、那覇市松山のカジノ店で共謀の上、従業員に因縁をつけ、現金500万円を脅し取ったとして、恐喝容疑で大阪府の20~30代の男3人を逮捕した。県警は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。容疑者のうち1人は、8月27日に八重瀬町で発生した指定暴力団旭琉会構成員らによる、コンテナ監禁事件の被害者とされる。一連の事件の全容を解明するため、県警は9月4日、捜査員80人規模の合同捜査本部を設置し、捜査を進めている。

 県警は3人のほかに、20代男性=大阪府=も恐喝容疑で逮捕状を取り、行方を追っている。逮捕容疑は8月27日午前0時半ごろ、那覇市のカジノ店で現金500万円を脅し取った疑い。

 県警によると男らは客として店を訪れ、従業員に腕時計を傷つけられたと因縁をつけた。「この店にある金を全部よこせ。殺すぞ」などと怒号を発し、従業員の頭を手で殴るなどして店から現金を脅し取ったという。

 その後、男らは旭琉会構成員らとトラブルになった。男らのうち1人は国際通り付近で車に乗せられ、八重瀬町のコンテナに監禁されたとみられる。県警はカジノ店の経営実態や監禁事件との関連などを調べている。