沖縄文化の魅力を発信　美ら島おきなわ文化祭が開幕　那覇でオープニングイベント

　沖縄文化の魅力を県内外に発信する「美ら島おきなわ文化祭2022」のオープニングイベントが22日、那覇市のパレット久茂地前広場で開催された。南風原町の宮平獅子舞保存会による勇壮な獅子舞を皮切りに県内の各種団体による太鼓や空手、エイサーなどが披露される。11月27日までの37日間にわたる、国内最大級の文化芸術の祭典が幕を開けた。

　美ら島おきなわ文化祭は県で初開催の第37回国民文化祭と、県内で2回目となる第22回全国障がい者芸術・文化祭の統一名称で、復帰50年記念事業として開催している。

　「文化芸術の花　咲いわたり」をテーマに、各市町村で芸能や音楽、文芸、美術など多種多様な事業が催される。

　主催者を代表し照屋義実副知事が実行委員会委員長の玉城デニー知事のあいさつを代読し、「ぜひこの機会に沖縄文化の魅力を存分に堪能し、多彩な文化芸術に触れ、感動と喜びを共に分かちあってほしい」と呼びかけた。