東京パラ銅の上与那原さんが始球式 日本シリーズ第4戦 「自分の宝物に」


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日本シリーズ第4戦で始球式を務めた東京パラ・陸上銅メダリストの上与那原寛和=京セラドーム

 SMBC日本シリーズ2022は26日、京セラドーム大阪で第4戦が行われ、阪急時代を含めて26年ぶり5度目の頂点を目指すオリックス(パ・リーグ優勝)が球団初の2年連続となる7度目の日本一を狙うヤクルト(セ・リーグ優勝)に1―0で初勝利し、対戦成績を1勝2敗1分けとした。

 東京パラリンピックの陸上男子400メートルと1500メートル(車いすT52)でともに銅メダルを獲得した上与那原寛和(SMBC日興証券)が始球式を行った。

 マウンドの手前で、車いすから投げた球はワンバウンドで捕手に届いた。

 大勢の観客からの拍手に笑顔で応え「日本シリーズという大きな舞台を経験できたことは自分の宝物になる。緊張したが、楽しませていただいた」と話した。