沖縄県、北谷町のマンション300戸の不動産取得税を過徴収 400万円を還付へ


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沖縄県庁

 沖縄県税務課は10月31日、北谷町の大規模マンション1棟で、不動産取得税を過大に徴収していたことを公表した。県によると、対象は2011年度から20年度に課税が決定した約300戸。県は今後、対象者に差額を還付するとしている。

 同マンションを巡っては昨年、北谷町が11年から10年間にわたって固定資産税の評価額を本来よりも高く算定し、総額約1314万円を過大に徴収していたことが、所有者側からの審査申し出によって判明した。県が固定資産税の評価額を基に算定する不動産取得税について調査した結果、同税についても約400万円の過大徴収が確認された。
 (武井悠)