重量挙げ、森田が男子61キロ級で準優勝 全日本社会人選手権


社会
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森田 幸司

 重量挙げの第59回全日本社会人選手権大会は4日、北海道士別市総合体育館で開幕し、男子61キロ級の森田幸司(糸満高―中央大出、丸産業)はいずれも大会新となるスナッチ121キロ、ジャーク143キロ、トータル264キロで準優勝に輝いた。


手応えは良好 目指す来年V 森田、今冬鍛え直しへ
 

 スナッチで自己新の121キロを記録した61キロ級の森田幸司(丸産業)。ジャークの調子は上がらなかったが、スナッチ、ジャーク、トータルで大会新を出し「今年一番の試合ができた。久しぶりの表彰台に立てた。うれしい」と胸をなで下ろした。

 自己新にも「スナッチはまだ余裕があると思った」と感触は良好。課題のジャークも「ちょっと出口が見えた」と手応えを残した。この先記録を伸ばすには「脚力が足りていない」と分析。けがで思うようにトレーニングができなったが、ようやく落ち着き、この冬に鍛え直す予定だ。強化を図って「来年の全日本選手権で優勝を狙いにいきたい」と力を込めた。

(謝花史哲)