琉球漆芸70点を展示 琉銀が支援事業 浦添市美術館で18日まで


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「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」第1期の若手従事者の作品が並ぶ会場=9日、浦添市美術館

 琉球銀行(川上康頭取)が琉球漆芸の技術伝承と産業継続を支援する「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」の作品展が9日、浦添市美術館で始まった。18日まで。入場無料。

 同事業は3年間で一つの技法を学ぶ形式で、第1期(2019年度~21年度)は若手従事者5人が「箔絵(はくえ)」の技法を活用して作品を制作。会場には同美術館所蔵の琉球漆器を復刻した作品や現代のライフスタイルに合わせた作品など70点が展示されている。

 9日に開かれたオープニングセレモニーで琉球銀行の金城棟啓会長は「漆の技術の素晴らしさを多くの人に知ってほしい」とあいさつした。