【うるま】沖縄闘牛界最大のイベント「第117回秋の全島闘牛大会」(沖縄県闘牛組合連合会主催、琉球新報共催)が13日、うるま市の石川多目的ドームで開かれた。約3千人が駆けつけ、会場は熱気を帯びた。
最大の見どころである体重別のタイトルマッチは、重量級(県知事杯)では王座へ2度目の挑戦となる誠月龍を王者の闘勢琥珀がはねのけて3度目の防衛を果たした。
南星阿炎の初防衛がかかる中量級(うるま市長杯)では、挑戦牛の柿乃花ホワイトフェイスの攻撃を前に阿炎が後ずさりし、そのまま敗走。ホワイトフェイスが新王者に輝いた。
軽量級(琉球新報社杯)では、常勝会テスリ華梨(元二代目テスリ産業パンダ)が戦勝荒鷲寿寛號を下し、2018年以来の王座に返り咲いた。
(新垣若菜)
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