沖縄コロナ、緩やかな増加続けば「医療逼迫につながる恐れ」 玉城知事が医療支援の継続要望 全国知事会


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 玉城デニー知事は17日、全国知事会第40回新型コロナウイルス緊急対策本部にビデオ会議システムを通じて出席した。玉城知事は、県内の新規感染者数は緩やかに増加しつつあるとして「このまま増加した場合、入院患者が増えて医療逼迫(ひっぱく)につながる恐れがある」と説明。その上で災害派遣医療チーム(DMAT)や災害派遣精神医療チーム(DPAT)の派遣事業などの医療支援の継続を求めた。

 また玉城知事は、政府が総合経済対策を実行するための2022年度第2次補正予算案を閣議決定したことを評価した上で「地方創生臨時交付金の地方単独事業分の確保を国に要請してほしい」と要望した。(梅田正覚)