東浜、嘉弥真、又吉選手らがプロの技を伝授 ソフトバンクが野球教室 沖縄・那覇


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子どもたちにボールの握り形を教えるソフトバンクの嘉弥真新也(手前右)=23日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇(金良孝矢撮影)

 プロ野球ソフトバンクの東浜巨投手(うるま市出身、沖縄尚学高―亜細亜大出)らが23日、沖縄県那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で行われた球団の野球教室・ベースボールキッズ2022に参加した。県内の小学1~6年生約300人が参加し、間近に見るプロ野球選手の姿に目を輝かせた。開催は3年ぶり2度目となる。東浜投手のほか、嘉弥真新也投手(八重山農林高出―ビッグ開発ベースボールクラブ―JX―ENEOS)、又吉克樹投手(西原高―環太平洋大出―四国アイランドリーグ香川―中日)、勝連大稀内野手(興南高出)、2020年ドラフト1位指名の井上朋也内野手(花咲徳栄高出)が加わった。

 集まった子どもたちは各グループに分かれて投球や打撃、守備の指導を受けた。守備のコツを教えていた勝連は、「守備は格好をつけられる場所。下手くそでもうまくなれる。頑張ればプロに行ける」と強調した。5選手が子どもたちの質問に答えるトークショーや抽選会もあった。金城スターズの照屋珠那さん(金城小6年)は「全部楽しかった。いい選手になれるよう努力していきたい」と話した。

 教室後、嘉弥真と又吉は取材に対し、「運動神経のいい子が多い。レベルが高い」と口をそろえた。今季56登板の嘉弥真が「来年も50試合投げれるよう頑張りたい」と意気込めば、今季けがで31登板にとどまった又吉は「来年こそ厳しい場面で投げられるようにしたい」と気持ちを新たにしていた。 

(金良孝矢)