3年ぶりに「駆ける喜び」 NAHAマラソン、8076人完走


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スタートで国道58号の片側車線を埋め尽くすNAHAマラソンのランナーたち=4日午前、那覇市の旭橋交差点付近(大城直也撮影)

 「太陽と海とジョガーの祭典」をテーマに第36回NAHAマラソン(同協会主催)が4日、那覇市を発着点に3年ぶりに開催された。南部路を巡る「平和祈念公園コース」(42.195キロ)に1万1933人が出場し、8076人が完走した。男子は初出場の宮城響(名護市、JTARC)が2時間30分44秒で優勝した。女子は安里真梨子(豊見城市、らんさぽ)が2時間59分22秒で初の頂点に立った。

 男子は9615人が出場し、完走者は6702人。女子は2318人が出場し、完走者は1374人だった。全体の完走率は67.68%。

 スタート直後は雨が降り、その後は太陽が照りつける過酷なレースとなった。沖縄気象台によると、那覇市安次嶺で午後0時46分、夏日となる26.8度を観測した。

(金良孝矢)