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沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)は26日、12月~来年2月の入域観光客数見通しを発表した。観光需要喚起策の全国旅行支援(おきなわ彩発見NEXT)の効果が期待され、国内客は3カ月全てで新型コロナウイルス感染拡大前の2019年を上回ると予測した。
運航再開する国際線(台湾、香港、韓国線)が増えており、海外からの需要動向も徐々に回復傾向となっている。見通しはホテルへのアンケートや航空会社からのヒアリングをもとに算出、分析した。
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12月の国内客は19年度同月比2.7%増の58万8千人を見込む。国外の空路入域客数は2万2千人と予想する。
航空便の予約が好調で、特に東京発の需要が高い。年末年始期間を中心に、北部・離島リゾート地区の単価が特に高くなっている。国際線は韓国(仁川)―那覇路線4社が運航を再開した。
1月は国内客が19年比1.1%増の54万人の見通しで、国外客は2万2千人を見込む。
全国旅行支援は年明け以降も継続が決まり、1月10日から再開される予定。1月下旬に台湾、香港、韓国の旧正月期間も重なるため、一部路線で満席となる日もある。
2月も全国旅行支援が実施される見通しであるとして国内客は19年と同水準の53万人、国外客は19年比50.8%減の3万人の見込みとなる。
(與那覇智早)