テラスホテルズが2回戦進出 ハンド女子・日本選手権 大会初勝利も慢心なく


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 ハンドボール女子の第74回日本選手権大会が5日、鹿児島県総合体育センター体育館などで開幕し、ザ・テラスホテルズが1回戦で国分中央高(鹿児島)に27―20で勝利した。2019年から日本選手権に出場しているテラスが同大会で勝利したのは始めて。6日は2回戦で、同じく日本ハンドボールリーグに所属するイズミメイプルレッズと対戦する。

 日本選手権で初勝利を手にしたテラスだったが、試合終了後に慢心はなかった。

 初戦の相手は人数が少なく、身長の高さでもテラスに分があった。前半と後半の冒頭は連続得点で流れに乗る。しかし相手キーマンを抑えきれなかったり、ミスから簡単に得点を許したりする場面もあった。最多9得点でチームを引っ張ったRB江藤美佳は「勝って良かったが、内容を考えたら喜べない」と反省が先だった。

 次戦は何度も対戦し、合宿も共にしてきた相手。江藤は「互いに手の内は分かっている。相手は経験豊富だが、先手、先手で、全力で勝ちにいきたい」と気持ちを切り替えた。
 (金良孝矢)


▽1回戦

ザ・テラスホテルズ
 27―20 16―11,11―9)
国分中央高(鹿児島)