沖縄県は12日、金武町の養鶏場で発生した鳥インフルエンザについて、発生現場から半径3キロ以内に設定された「移動制限区域」を同日午前0時で解除したと発表した。区域内に設けられていた消毒ポイントも閉鎖され、防疫に関する一連の対応が終了した。
4万5千羽を飼育していた金武町の養鶏場では、昨年12月16日に県内初となる高病原性鳥インフルの発生が確認された。同21日までに鶏の殺処分や焼却などの防疫措置を完了し、国の指針に基づきその後21日間、周辺の養鶏場で発生が確認されなかったことから、制限区域の指定解除に至った。