楽天・平良竜哉選手が母校で講演 「人間力が一番大事」 沖縄・前原高校


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母校を訪れ、野球部時代や進路について講話する平良竜哉選手=12月21日、うるま市の前原高校体育館

 【うるま】ドラフト会議で楽天から指名を受けた平良竜哉選手の講演会が12月21日、母校の沖縄県立前原高校体育館で開かれた。平良選手は高校時代の蔵本哲雄前部長と対話形式で、野球部時代や進学、進路などについて講話した。平良選手は「競技力は練習をすればつくが、大学、社会人の経験で、野球をするだけでは人としても競技者としてもうまくいかない時がある。何が一番大事かと考えると、人間力です」と述べた。

 講話を聞いた同校野球部主将で2年生の西尾夢弥(るいや)さん(16)は「スポーツで大事なことやスポーツ以外で大事なことを知ることができた。自分も平良選手のようにみんながついていこうと思えるキャプテンになりたい」と話した。

(喜納高宏通信員)