第41回全国都道府県対抗女子駅伝は15日、京都市のたけびしスタジアム京都発着の9区間、42.195キロで行われ、大阪が2時間15分48秒で8年ぶり4度目の優勝を果たした。新型コロナウイルスの影響で中止となった第39回を挟む3連覇を狙った京都は49秒差の2位だった。前回2位の福岡が3位となった。沖縄(仲村奈穂、親川杏花、江洲桃、生一風花、與座歌音、関口七夏海、具志堅佑奈、金城蘭、安里真梨子)は2時間32分58秒で47位だった。
昨年と同じ47位となったが、タイムを3分以上縮めた沖縄代表。例年よりもスピードレースとなったが高校生を中心に食らいつき、たすきをつないだ。
46位と36秒差でたすきを受けた2区の親川杏花(北山1年)は、16秒差まで詰めた。4区の生一風花(同1年)が区間36位となるタイムを出すなど健闘した。
主将の安里真梨子(らんさぽ)は「タイムを昨年より縮められたことは収穫」と手応えを口にする。今大会の出場者の中では最年長。「大舞台に出場できることはうれしい」としながらも、自身が走った区間について「後輩たちのレベルが上がって、9区の10キロを任せられる選手が出てきてほしい」と期待を込めた。
(屋嘉部長将)