西武・山川 WBC「夢の舞台、臆することはない」 バット軽量化も好感触


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風船を膨らませながらロングティー打撃に取り組む西武・山川=浦添市

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に内定している西武の山川穂高内野手が22日、浦添市で練習を公開し「夢の舞台でプレーできるというのが一番の思い。相手うんぬんよりチームの最大限の力を出すだけ。(対戦相手が)メジャーリーガーだからといって臆することはない」と勇ましかった。

 昨季は本塁打王と打点王に輝いたが、より振り抜きやすくするため、バットの先端をくりぬいて、15グラムほど軽くした。マシン打撃で快音を響かせ「くりぬいた方がちゃんと飛んでくれる。内角はさばきやすい。それでも外はちゃんと届いてくれる」と好感触を口にした。

 風船を口で膨らませながらロングティー打撃に取り組む姿もみられた。腹筋への息の送り方を確認し「足がしっかり決まる打ち方」にするための工夫だという。「分かりやすい」と笑みを浮かべた。
(共同通信)