
沖縄県は2日、季節性インフルエンザの2023年第4週(1月23~29日)の定点当たり報告数が41・23人(定点医療機関56カ所、報告数2309人)となり、3週連続で警報発令基準の30人を超えたと発表した。前週の第3週(1月16~22日)の約1・06倍。
保健所別の定点当たり患者報告数は、中部が58・28人で最多。次いで那覇市36・92人、北部35・40人、南部35・29人、八重山28・00人、宮古15・50人の順となっている。第4週は幼稚園から高校までの39校で学年・学級閉鎖の措置が取られた。
県は「増え方が緩やかになっている。ピークを迎えつつあるのではないか」と指摘した。