嘉手苅 友也 
沖縄県教育委員会は9日、2023年度県立高校と県立特別支援学校高等部の一般入学初回志願状況を発表した。県立高校の全日制は定員1万1658人に1万1075人が志願し、倍率は0.95倍だった。定時制は定員440人に158人が志願し、0.36倍。全日と定時制を合わせた全体の倍率は0.93倍だった。
県立特別支援学校高等部の入学選抜（一般入学）の志願状況は、沖縄高等特別支援と中部農林高等支援の2校で、志願者数が定員を上回った。
県立高校で最も倍率が高かったのは、美来工科ITシステムの2.18倍。次いで同校コンピュータデザイン2.04倍、那覇西体育1.94倍、沖縄水産海洋技術1.92倍、前原普通・総合スポーツ1.73倍と続いた。志願変更の申し出は15、16の両日午前9時～午後4時に受け付ける。学力検査は3月7、8日に実施する。
県立特別支援では定員569人に377人が志願した。倍率は0.66倍だった。学力検査は3月7、8の両日に実施する。
合格発表は、いずれも同15日午前9時に各学校のホームページに掲載する。
（嘉数陽）
