浦添工高生、手作りの木製ミニカーと滑り台を病児にプレゼント 南風原「がじゅまるの家」 


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ミニカーとミニカー用の滑り台を贈った浦添工業高校の生徒らと「がじゅまるの家」の関係者ら=1日、南風原町新川のがじゅまるの家

 【南風原】浦添工業高校インテリア科の3年生が1日、木製のミニカー15台とミニカー用の滑り台を、南風原町新川にある病児とその家族のための滞在施設「ファミリーハウス がじゅまるの家」に贈った。

 滑り台は2022年10月の工業祭用に生徒たちが用意した。来場した子どもたちが工作体験で作るミニカーを、実際に滑らせて遊んでもらうために制作した。

 工業祭の後、解体する案もあったというが、がじゅまるの家とつながりのあった同校元教職員の田場盛信さん(70)のつてで寄贈することになった。滑り台を贈るに当たって、子どもたちに遊んでもらおうとミニカーも作った。同校の謝花拓杜(たくと)さん(18)は「自然の木を使って作っている。ここに来る子どもたちに安心して遊んでほしい」と話した。

(嶋岡すみれ)