「ハブとマングースの対話」琉球新報と沖縄タイムスの企画広告にJAA広告賞メダリスト


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JAA広告賞で上位10作品となるメダリストとして表彰された、琉球新報と沖縄タイムスの企画広告

 消費者が選んだ広告コンクール第60回JAA広告賞(日本アドバタイザーズ協会主催)の表彰式が27日、東京都千代田区の東京会館で行われた。

 新聞広告部門で、昨年5月に琉球新報社と沖縄タイムス社の両社が沖縄復帰50周年記念メッセージ広告として掲載した「ハブとマングースの対話」が応募数183作品中の上位10作品となるメダリストとして表彰された。両紙を合わせて一つの作品となる5月19日付の企画広告だった。

 琉球新報はマングースを掲載。世界各地で今も紛争が起きている現状を「また人間が、平和をむずかしくしている。」とつづった。

 沖縄タイムスはハブを掲載。相手を敵対視する人間の性質を憂い、「いいかげん、仲良くしなよ人間どうし。」とつづり、ライバル関係にある両者が平和を求める心情を表現した。

 掲載時には、読者やSNSの書き込みなど県内外から大きな反響があった。
 (喜屋武淳平)