笑いで健康考える うるま市民推進大会 うるまウイーク開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
病気と健康をお笑いで伝えるお笑い芸人集団FECの「あぎじゃび商店」=8日、うるま市民芸術劇場

 【うるま】新報移動編集局「うるまウイーク」(主催・うるま市、琉球新報社)が8日開幕した。関連事業の「うるま市民健康づくり推進大会」が市仲嶺の市民芸術劇場で開かれた。家族連れが多く来場した。お笑い芸人集団FECの小劇場「あぎじゃび商店」では、心筋梗塞で40歳で死んだ人の幽霊やユタ、夜更かしとジャンクフードが好きな高校生などのキャラクターが登場。笑いも交えながら、深刻な健康課題を伝えた。

 中部農林高3年の仲村早希さんらは食と健康についての活動を発表。「うるま市は子どもの肥満割合が高い。女性は10代から、男性は30代から肥満が増える」とし、健康への意識を早い段階で持つことが大事と話した。市健康づくり推進協議会の金城昇副会長は健診の受診率について「いつも下から4位までを中部の沖縄市、宜野湾市、うるま市、北谷町が争っている」とし、健康啓発の取り組みの波及を期待した。