比嘉真美子は2位、復活Vならず 山内が逆転で初優勝 ゴルフアクサ・レディース


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最終日、17番でアプローチショットを放つ比嘉真美子。通算9アンダーで2位=UMKCC

 ゴルフのアクサ・レディース最終日は26日、宮崎県UMKCC(6565ヤード、パー72)で行われ、1打差2位から出た26歳の山内日菜子が4バーディー、2ボギーの70にまとめて通算10アンダーの206とし、逆転でツアー初優勝を果たした。獲得賞金は1800万円。

 1打差の2位は29歳比嘉真美子、さらに1打差の3位に前日首位の川崎春花、吉本ひかる、金沢志奈、照山亜寿美、川岸史果が入った。大城さつきは17位、仲宗根澄香は47位、千葉華は56位だった。

 昨季年間女王の山下美夢有は通算7アンダーで8位、昨年大会覇者の西郷真央は33位だった。(出場61選手、雨、気温15.4度、東南東の風2.1メートル、観衆3015人)

 4年ぶりの復活優勝を狙った比嘉は健闘したが、最終18番で6メートルのバーディーパットが決まらず1打届かなかった。2バーディー、1ボギーの71に「自分と天気とコースに、うまくマネジメントできた」と、自己評価して胸を張った。

 昨季の極端な不振からシード権を失った。しかし、久々の優勝争いで自信を取り戻した様子。「自分の戦うべきフィールドはここにあると思った。トップ選手としてプレーできるように戻していきたい」と意欲的な言葉で締めくくった。
(共同通信)