大学生活スタート、笑顔はじける　琉球大・大学院で入学式　西田学長「どんな分野にもＡＩは必須」

　琉球大学・大学院（沖縄県西原町）の２０２３年度入学式が６日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。入学生は学部生が１６０１人、大学院生が２７０人の計１８７１人。式の後は、会場の外で待機していた保護者や友人らと記念撮影をして喜び合い、笑顔があふれた。

　西田睦学長は「互いに知識を交換し、協力し合いながら学ぶことの大切さ」を呼び掛け、「どんな分野を専攻する人も、社会の在り方を急速に変える可能性があるＡＩとその活用についても積極的に学んでほしい。学生生活が楽しく実り多いものになることを願う」と入学を歓迎した。

　入学生を代表して、人文社会学部国際法政学科の仲村美弘さんが登壇した。「学生としての本分に従って学業に励む」と誓いを述べた。　（嘉数陽）