石垣陸自、沖縄本島で射撃訓練 沖縄市の陸自施設などで予定 駐屯地の施設未完成で


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陸上自衛隊石垣駐屯地の正面ゲート=3月16日、石垣市平得大俣

 【石垣】陸上自衛隊石垣駐屯地が射撃訓練をする覆道(ふくどう)射場(屋内射撃訓練場)が未完成のため、完成までの間、沖縄本島や九州で実弾射撃訓練をすることが7日までに、分かった。駐屯地広報によると、沖縄市にある陸自の「沖縄射場」などで訓練を予定しており、派遣する隊員数や訓練の時期、回数は「調整中」だという。駐屯地は3~4月にかけて車両やミサイルの弾薬搬入、開設式典を終えたが、未着工の施設があり、全施設の完成は2024年度以降の見通しとなっている。

 宮古島駐屯地も同様に開設後、覆道射場完成までは本島や九州で射撃訓練をしていた。

(照屋大哲)

 

陸上自衛隊石垣駐屯地完成イメージ図=(住民説明会での資料より)
陸上自衛隊石垣駐屯地完成までのスケジュール=(住民説明会での資料より)