【宮古島トライアスロン取材班】第37回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市、琉球新報社)の開催が翌日に迫る15日、宮古島東急ホテル&リゾーツに設けられたバイクステーションでバイクの預託手続きが行われた。 同日は昼前から雨が降り始め、午後1時の預託手続き直前に本降りへ。選手らはバイクにカバーを掛けつつ最終確認を済ませた。
本大会5回目の参加となる男性(54)=愛媛県=は「宮古島大会はロングデビューした思い入れが深いコース」と語る。今年は年齢制限の65歳を迎え、最後の出場となる先輩も参加する。「目標はけがをしないこと。そして、トライアスロンを教えてくれた先輩と一緒にゴールをすること」と気合十分だ。
広島県から初参加した女性(38)はトライアスロン歴2年。「初のロングを経験するため、一人できました。完走を目指します」と語った。
預託手続きを1番で終えた男性(58)=京都府=は、17年ぶり5回目の出場。先月は息子の結婚式を同ホテルで挙げたばかりの宮古島好き。本番を控え少し緊張しているが「開催してくれた関係者と島民に感謝の気持ちをもって、けがなくゴールしたい」と意気込んだ。
(嘉陽拓也)