黒糖や月桃、パッションフルーツ使ったビール誕生 沖縄・久米島 3種を初披露、島民らかんぱーい


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
オリジナルクラフトビールの披露パーティーの来場者とブルワリーツムギの島袋陽子代表(中央)

 【久米島】久米島町字仲泊にあるブルワリーツムギは3月19日、オリジナルクラフトビールの披露パーティーを開催した。同店はクラウドファンディングで「町内初のクラフトビール醸造所を開設するプロジェクト」として運転資金などを募り、249人から380万1300円の支援を集めた。

 イベントではパッションフルーツや黒糖、月桃など島の素材を生かした3種類のビールを初披露した。会場にはキッチンカーや雑貨店、フリーマーケットなど島内の事業者らも出店し、約100人が来場した。

 来場者は出来たてのビールとおつまみを味わいながら、家族や友人たちとの時間を楽しんだ。

 代表の島袋陽子さん(39)は「たくさんの方に久米島産ビールを飲んでもらえてうれしい。これからも腕を上げて、もっとおいしいビールを作れるように頑張りたい」と意気込んだ。

 現在は同店で樽(たる)生ビールが飲めるほか、4月後半からは瓶での販売も予定している。
 (山口英憲通信員)