浦添市の昭和薬科大学付属高校・中学校の校長に4月に就任した冨里一公(かずひろ)氏(59)らが18日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れた。冨里校長は「本校は進学面で顕著な実績を残している。東京大・京都大の合格者数を継続して2桁輩出する学校を目指す。県の発展に寄与する子どもたちを育てる」と抱負を述べた。就任は1日付。
冨里氏は1963年生まれ。県立学校教育課主任指導主事を経て、県立高校の校長を歴任。3月まで県立総合教育センター所長を務めた。
同校は開校50周年を迎える。11月に記念式典を予定するなど記念事業にも力を注ぐ。「卒業生をはじめ、学校外のネットワークが広がる場になれば。生徒たちをさらに伸ばしていきたい」と話した。座波正和氏と今別府邦洋氏の両教頭も同席した。
(高橋夏帆)