富国生命沖縄、上原さん初の女性支社長、県出身も初「地域に密着、子育て支援に力」


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初の女性支社長に就任した富国生命保険沖縄の上原正美支社長(右)と牧野剛内務次長=20日、那覇市の琉球新報本社

 富国生命保険沖縄支社(那覇市)の新支社長にこのほど、那覇市小禄出身の上原正美氏(58)が就任した。富国生命の沖縄支社長に女性が就任するのは初めてで、県出身者も初だという。上原氏は「県出身なので地域密着を大事にしたい。自身の子育ての経験などを生かして、企業として子育て支援にも力を入れていく」と意気込んだ。

 全国62支社で、2023年度は女性支社長は上原氏のみ。上原氏は20日、同支社の牧野剛内務次と共に就任あいさつのため琉球新報社を訪れた。

 上原氏は1964年8月生まれ。小禄高校卒業。歯科医院で勤務し、結婚を機に退職。92年10月に営業職員として富国生命沖縄支社に入社した。営業所長、営業次長を経て、2022年4月に福岡支社営業次長に着任。23年4月1日付で沖縄支社長に就任した。

(福田修平)