【動画】沖縄県警、きょうから「活動服」を新たに導入 ドライバーも認識しやすい配色 事故現場、安全に捜査


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交通捜査用に新たに導入される活動服を着用する警察官(中央、左)。右の警察官の服装が従来のスタイル=4月27日、県警本部

 沖縄県警は交通事故現場を捜査する警察官用に、視認性や機能性を向上させた活動服を1日から一部警察署を除いて導入する。捜査に当たる警察官が事故に遭うリスクを抑え、活動しやすくするのが狙い。今後、全署での導入を目指す。

 県警によると、2016年10月に沖縄市の国道329号で交通捜査中の警察官がはねられ足を折る事故があった。全国では死亡事故も発生しており、同様の活動服はこれまでに21道府県警が採用している。

 これまでは紺を基調にした通常の制服に蛍光のショルダーベルトを着用して捜査に当たってきたが、導入する活動服はドライバーも認識しやすいように青と黄を配色のメーンとした。夜間でも目立つよう、約20カ所に反射材がある。肘や膝

の部分に当て布をして強化。ポケットを多く設けるなどの工夫も凝らしている。

 県警本部交通指導課の喜屋武真警部補(46)は「動きやすいし安心して現場活動ができる。交通捜査のプロとして身が引き締まる思いだ」と話した。当面は県警本部交通指導課と、那覇署などの大規模署で交通捜査に当たる警察官が着用する。

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