具志堅幸司氏、体操殿堂入り 米オクラホマの式典に出席「感謝の気持ちでいっぱい」 日本人14人目


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1984年ロサンゼルス五輪の体操男子個人総合で金メダルを獲得した具志堅幸司氏

 体操男子で1984年ロサンゼルス五輪2冠の具志堅幸司氏(66)が20日、米オクラホマシティーで開かれた国際体操殿堂入りの記念式典に出席し「大変光栄。選手を終えてからも大好きな体操と関わり、指導者として今日まで過ごせたことは感謝の気持ちでいっぱいだ」と喜びを語った。日本人では14人目の殿堂入り。

 大阪府出身で、84年五輪は個人総合とつり輪の「金」を含む5個のメダルを獲得。世界選手権でも金メダル2個と活躍した。日本男子の監督を務めた2008年北京五輪で内村航平のメダル獲得に貢献できたことも印象に残っているとし「今後も体操界の発展のために力を注ぎたい」と述べた。
(共同通信)